MODE JAPAN Blog

IoTを活用したデジタルトランスフォーメーションのための情報、開発の現場から技術的な情報や取り組みについてお届けします。

5G時代に求められるデータ活用プラットフォーム構築の勘所

5Gの実用化によって大容量、低遅延なデータ通信があらゆる場所で利用できるようになろうとしています。それによって生まれる新たなビジネスのためには5Gという通信インフラのみでは構築できず、5Gの性能をフル活用できる強力なクラウドプラットフォームの存在が不可欠です。

「MODE CLOUD COMPONENTS」は様々なクラウドサービスと連携可能な高速データ収集・配信向けのクラウドパーツ群です。AWS等でIoTサービス等を構成する場合に高速データ収集に特化したMODEのクラウドパーツとメンテナンスフリー性能を重視したエッジ・インテリジェント・ゲートウェイである「MODE SENSOR GATEWAY」を利用することで、ボトルネックのない5Gベースのクラウドサービスを迅速に構築することが可能です。

5Gのパフォーマンスをフル活用するシステム開発のコツ

5G通信の大きな特徴として大容量、低遅延というキーワードが挙げられます。これをITシステムで活用する場合に得られる最大のメリットは「あらゆる情報がリアルタイム化する」ということでしょう。旧来の無線通信技術ではデータ容量と通信速度は常にトレードオフの関係にありました。そのためそれをベースとしたITシステムは「少量データを高速に処理する」か「大量のデータを時間をかけて処理する」という2つの設計をケースに応じて実装してきました。

5Gの時代にはシステム設計に3つ目の戦略が求められます。いかに「大容量データを高速に処理」できるかということ。そしてそれを高いコストパフォーマンスで実現すること。この2つの要素を同時に実現することが5G時代のビジネスを成功に導くカギとなるでしょう。 現実世界からのデータ収集でボトルネックを生まない設計 5G通信がリアルタイムシステムを実現し、それが新たなビジネス価値を創造することは理解できました。一方でそのようなシステムを開発し実運用することは誰にでも可能なのでしょうか?5Gという新しい技術はすでに利用できますが、それを構成するITシステムの設計に新たな知見や技術は必要ないのでしょうか?

答えは必要です。最も大事なことを端的に説明すると「大規模なデータを高速に処理するために特化したシステムコンポーネントを選択しそれを最適に組み合わせる設計」が5Gの通信性能を最大限に活かせる新しいITシステムの設計と技術が必要となります。

5G時代低遅延を実現する技術としてMEC(Multi‐access Edge Computing)の活用が挙げられます。MEC上にセットアップできるMODE GATEWAY COMPONENTSを利用するとMECでのデータ収集とエッジ処理へのデータパイプラインを簡単に構築することが可能です。また、MODE GATEWAY COMPONENTSに搭載された「Firmware Bundle Updater」や「Log Requester」が多拠点のMECサーバーの自動アップデート、稼働ログ収集を行うのでMECサーバーの管理を効率化することができます。

MODEは創業以来5年間にわたってIoTリアルタイムデータ収集を専業してきた中で、さまざまな業種のリアルタイムITシステムの構築に携わってきました。またその中でMODE独自のリアルタイムデータ収集プラットフォーム「MODE PLATFORM」とその基盤機能群「MODE CLOUD COMPONENTS」を開発しサービス提供しています。

これら弊社のノウハウとコンポーネントを活用することで5G通信の大容量・低遅延通信に対してクラウド側でボトルネックを生まないシステムを構築可能です。よって現実的に5Gパフォーマンスをフルに活用したシステム運用が可能となります。

5G時代のリモートワークシステムの構成

例えば遠隔地の各拠点の機器を複数同時にリモート制御するリモートワークソリューションの構築を考えてみましょう。遠隔地の機器を操作するオペレーターもリモート勤務であり、本社の集中コントールルームにいるわけではありません。こういった近い将来に必要な業務のシステム構成には、高いリアルタイム双方向通信性能とそのスループットを妨げない高速なプラットフォーム・アプリケーションが必要です。

遠隔機器のリアルタイム制御には機器のカメラ画像のリモート共有や操作のフィードバック・ステータス、オペレーター間のコミュニケーションデータ等多くのデータがリアルタイムに複数の拠点を行き交います。さらにこれら行き交う情報を稼働実績データとして事後分析したり、AIによるリアルタイムサポートを行うためにはシステムにデータトラフィック制御を行いながら必要なデータを大規模に蓄積できる能力が求められます。

「MODE TIMSERIES DATABASE」、「MODE STREAM DATA SERVICE」などの高速性能に特化したデータ蓄積コンポーネントがニーズに応じたデータ配信と蓄積の同時制御を実現します。これらのコンポーネントはエッジデータ収集デバイスであるMODE GATEWAYと組み合わせることでリアルタイムなリモートワークソリューションを強力に実現します。

ビジネス企画からシステム開発までトータルサポート

MODEのデータ収集ソリューションは5G時代に求められるリアルタイム大容量のニーズに対して迅速に高コストパフォーマンスなサービスを提供させていただきます。

MODEのIoT製品開発プログラム「MODE Labs」は、IoT製品企画から開発コンサルティング、システム開発、マーケティングまでお客様のIoTビジネス成功のためフルサポートを月額定額料金で承っております。このプログラムを通じて、MODEでは豊富なIoTシステム構築ノウハウを活かした幅広いビジネス協業、サービス提供を行っております。

その他業種ごとのデータ収集・分析ソリューションについては下記の事例集をご覧ください。 www.tinkermode.jp