MODE JAPAN Blog

IoTを活用したデジタルトランスフォーメーションのための情報、開発の現場から技術的な情報や取り組みについてお届けします。

「IoT時代のファシリティとファシリティマネジメント」ウェビナー

2021年9月30日に開催した「IoT時代のファシリティとファシリティマネジメント」ウェビナーのアーカイブ動画をご紹介します!

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スマートシティを筆頭に、スマートファクトリー、スマートオフィスなど、IoT技術を活用したファシリティやアセットなどのデータを活用した新たな取り組みがどんどん進んでいます。一つとして同じ建物がないように、IoT技術をどのように活用するかも、現場により様々です。

本セミナーでは、スマートシティや、スマート化を目指す建物において、どのようにIoTを活用するのか、IoT導入にむけて何を考えるべきかを、アカウントセールスの石井 理恵が、IoTの事例を交えてわかりやすくご説明いたします。

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それではさっそく、セミナーの内容を覗いてみましょう!

目次

  1. 自己紹介&MODEについて

  2. IoTとファシリティマネジメント

  3. IoTデータ活用に向けての考え方

  4. MODEで実現するデータ活用事例

  5. Q&A

IoTとファシリティマネジメント

そもそもIoTとは何かについて確認しましょう。IoTとはInternet of Thingsの略で、日本語では「モノのインターネット」と訳される技術のことです。これまでインターネットに繋がるのはPCやスマートフォンのみでした。これからは(すでに始まっていますが)様々なモノがインターネットに直接繋がり、それらから取れたデータをクラウド上で見ることができるようになります。
モノのデータが見ることができるようになると、何が変わるのでしょうか?
IoT技術ではありませんが、データ活用の一例として、Google Mapsという新しい形の「地図」が挙げられます。今までの紙の地図にはなかった、データによる付加価値がGoole Mapsには加わりました。
例えばGoogle Mapsで「MODE, Inc.」という会社を調べた場合、以下のようなことが分かるようになりました。

  • 所在地
  • 会社の詳細
  • 公式Webサイトへのリンク
  • 営業時間
  • 現在地からの経路

これと同じように、IoTでデータを収集することで、今までにはない全く新しいサービスを作ることができるようになるのです。

では、ファシリティやファシリティマネジメントでのIoT活用の場面を考えてみましょう。
一番の強みは、今までは人を介してしか把握できなかったことが分かるようになるところです。例えば設備の稼働状況の確認や、セキュリティ、最近では体温測定などが挙げられます。現場に行ってやらなければならなかった様々な業務を、自動や遠隔でできるようになるのです。

では、どのようにIoTデータ活用を始めればいいのでしょうか?

「IoTやDXで問題解決!」と言われる方、いらっしゃいますよね?
残念ながら、IoTは問題解決のツールの一つに過ぎません。IoTを導入する「だけ」で課題が解決することはあり得ません。

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IoTは数ある問題解決ツールの一つに過ぎないので、導入するだけでの解決ではなく、現場で発生しているものに対しての解決策のうちの一つです。 例えば、現場における人材不足で、設備を確認したいがすぐに対応できない、という課題があるとします。その課題を解決するためのIoTなのです。IoTを使うことで、一人の人が遠隔から複数の拠点を見ることができれば、人材不足という課題に対して、解決策を講じることができたと言えるのではないでしょうか。
つまり、IoTを入れることがゴールなのではなく、IoTはパーツにすぎないということを頭に入れておく必要があります。

さらに、IoTがツールということは、決まった形はありません。全く同じファシリティがないように、IoTで収集するデータも多種多様です。したがって、ファシリティマネジメントでIoT活用するためには、まず何を解決したいかを考えることが重要なのです。

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IoTデータ活用に向けての考え方

IoTはツールであって、どんな課題を解決するか考える必要があります。そこで、技術的にIoTで収集できるデータは大きく3つに分けて考えてみましょう。

  1. モノのデータ
    製造機器や車、ロボット、家電、電球、エアコンなど
  2. ヒトのデータ
    従業員、清掃員、警備、設備管理、来場者など

  3. 空間のデータ
    オフィス、倉庫、商業施設、ホテルなど

具体的な例を、この記事では一つだけご紹介いたします。

ヒトのデータの代表として、体温センサーを活用したデータ活用例です。 こちらのパッチセンサーはMaxellさんが出しているもので、24時間体温を計測することができます。 弊社エンジニアのワクチン2回目接種後の体温を計測してみたデータです。

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体温だけでなく、バイタルや部屋の環境温度も収集できますし、例えば体温が37度を超えた場合などにアラートを発信することもできます。つきっきりで他の人がいなくても、リアルタイムで状況を把握できるので、異常事態には対応することができるわけです。

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計画に沿ったIoTの実現のためには、実は検討事項が非常に多く、IoT開発でつまづいてしまう企業さんも少なくありません。そこで、面倒な部分はすべてMODEが対応することで、お客様はIoTデータを使ったビジネス構築にフォーカスしていただけます。

MODEで実現するデータ活用事例

ここではデータ活用の具体的な事例をご紹介いたします。

設備機器の稼働状況を遠隔監視

現場の状況を遠隔で監視したいというご要望は非常に多いです。 また異なる現場によって、使っている機器やメーカーが異なるため、管理の一元化ができないというお悩みも多く伺います。MODEでは既存の設備機器でも、後付けで簡単にデータ収集が可能です。 稼働状況や電力利用量などを遠隔から監視し、異常が発生したらアラートで教えてくれます。

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不審者の自動検知

侵入禁止区域に人が入った際にアラートを出すとともに、現場の動画を記録します。 人感センサーとカメラを監視区域に設置し、誰かが来た時に現場の状況を動画で把握できます。 常時録画との違いは、イベントと動画が紐づいているので、確認時の検索が簡単な点です。 MODEでは、データは活用しないと意味がないという思想に基づき、こうした形でのサービスを提供しています。

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作業員の作業量データを可視化事例

ASICSさんのTUNEGRID WORKSの取り組みでは、業務用シューズに内蔵したセンサを使うことで、作業時間ではなく作業量を数値として可視化できるようになります。

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まとめ

  • IoTの利用で現場のデータをリアルタイムで可視化できる
  • IoTは魔法ではない。何の課題を解決するかをしっかり検討、計画することが重要
  • IoTでは大きく分けて空間・モノ・ヒトからのデータ収集が可能
  • 様々なデータを活用することで、新しい気付きが見えてくる

セミナーアーカイブ動画では、IoTを使った不動産管理事例を取り上げ、さらに分かりやすくご説明しています。
ぜひ動画でご確認ください!

IoT時代のファシリティとファシリティマネジメントセミナー - YouTube

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